Re【ウラトラセブン|第2話|緑の恐怖(後半)】映っちゃった…ウルトラセブン噂の心霊映像の噂とは?

ねえねえ、ウルトラおやじさん…幽霊と宇宙人はどっちを信じますか?

 

え?意味深な質問ですね…もしかして心霊映像がウルトラセブンにあるのですか?

 

はい、じつは…セブン本編の映像に、そこにいるはずのない…人のような姿をした何かが映っているシーンがあるのです。

 

うぅ…ホラー的な話は苦手なんですよな…

 

というかたは、後半部分は絶対みてはいけませんよ!

 

とくに、第2話の「緑の恐怖」は、セブンでは指折りのホラー回ですな。

 

しかも、ワイアール星人について、考察を深めるとワイアール星人は、じつは、寄生して増える、この緑の植物ではないのではないのでは?…ほんとうはこの人じゃないかという説が浮かび上がってきたのです。

 

真犯人ならぬ、ワイアール星人は別にいるという事ですか!?

 

はい、真のワイアール星人は、物語の黒幕として、ドラマに一瞬だけ映っている…というさらに怖い話があるのです。後半部分にてご期待ください!

 

その10 コイツはワイアール星人ではない!?説

 

夜になり、イシグロ隊員の体に変化が起きます。肌の色が緑になると、段々とからツタのようなものが伸びます。すると、ツタの集合したような植物状の化け物に変身します。今回の敵であるワイアール星人の登場です。

 

星人?このシルエットで怪獣ではなくて、宇宙人なんだ。

 

そこが疑問なんですよね。ウルトラセブンの戦う相手となる敵は、基本的に宇宙人ではあるのですが…二足歩行もでき人の形に近いですが…ウルトラセブンによく登場する言葉を発したり、宇宙船や機械を操作したりする、知性を感じる宇宙人たちと違いますよね…

https://twitter.com/ichikawakon/status/1257244281825189892?s=20&t=FINomUxYny4LHSHs5lREig

 

どちらかといえば、怪物ですな…

 

ワイアール星人は、もともと「生物X」という名前で脚本に書かれていたのは有名な裏話です。ところが、どこかのタイミングで「ワイアール」と改名されたのでした。

 

ローマ字表記で「YouRyokuso」のYRで「ワイアール」という事ですな。
「生物X」という名前だったという事や…タケナカ参謀とキリヤマ隊長の会話にも気になる部分が…
2人のセリフからすると、ワイアール星人とされるこの緑の化け物は、脚本、本編上では宇宙人ではなく怪物という事ですかな?
いえいえ、本編のナレーションには次のようにも言われているのです。

※詳しくはYouTubeにて語っています!

結論から、個人的にはワイアール星人は、この緑色をしたコイツではちがうのではないでしょうか…?

という事で、これから真のワイアール星人はコイツではないかという3つの仮説を語ってまいりたいと思います。

 

その11 本物の宇宙人?映っちゃった…噂の●●映像

まず、1人目の容疑者なんですが…みなさん、絶対一度は気になっていると思うのですが…この方です。

ああ、無愛想な郵便屋さん。しかし、証拠はあるのですか?

 

いやだって、よく考えてくださいよ…送り主不明の小包でしかも中には謎の発信機が入った、ヤバい物を郵便局に行って、宇宙人が「ゆうパックで!」とか受付している様子が浮かびますか?

 

確かに…直に渡しに行きますな。表情も無表情だし、気配もほとんどない事から人間ではないですな。

 

あと、もう1人の容疑者は、現在の4K放送では観れないのですが…人の姿をした不思議なものが写っているのです…

 

いまでは観れないというのはどういうことですか?

 

ウルトラセブンはDVDやBlu-rayの発売…BSにて4K放送によって…映像がよりクリアとなってきた反面…な、なんと…どういう事情からか、消されてしまった不思議な映像があるのです。

 

え…それって、もうあれじゃないですか?

 

それでは…ご覧ください。

 

しっかり写っちゃっていますな。これは、リアルな怪物じゃないですか!?

 

ワイアール星人の謎が深まるばかりですね。

 

その12 ワイアール星人のモデルは※軍の生物平気説

人間に寄生して増えて、全人類が怪物化する危機に陥るとか…いまでいうところのゾンビやパンデミック映画の先駆けですな…

ワイアール星人の元々の名前である「生物X」といえば、このチャンネル視聴者の方には、1982年放映の映画「遊星からの物体X」を思い浮かべるかたが多いのではないですかな?

 

補足すると、1982年の映画「遊星からの物体X」は、1951年放映の映画「遊星よりの物体X」のリメイクなので、セブン放映時には作品として存在していたので、もしかするとオマージュかもしれませんね。

ウルトラセブンで「遊星から…」といえばあれですな。言っちゃってよかったですかな?

 

ああ、このチャンネルでは、例の「遊星から愛をこめて」についても解説しています。

【ウルトラセブン|第12 話|遊星より愛をこめて】復活に希望!? シンウルトラマンは救いとなるか?

我々のように再放送やVTRを観た世代には、第12話存在を知るのはネット情報のみです。その弊害として、偏った情報や欠番に至る経緯をいたずらに取り上げたものに溢れています。復活のために誤解を払拭して、第12話の魅力についてあらためて語ります。

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ちなみに初代マンの作品にも、「遊星から来た兄弟」というタイトルがあります。シン・ウルトラマンで、再注目されましたね。

 

それにしても、「緑の恐怖」のワイアール星人の寄生能力は、パンデミックとか、いまのご時世をまるで暗示した話ですな。

 

相手の惑星に生物兵器を送り込んで攻撃をするという物語は、いま聞くとリアルな話に聞こえますね。某ウイルスの流出事件の陰謀論と重なってきますね。もしかすると、ワイアール星人は某国の軍が作り出した生物平気かもしれませんね。隠蔽するために架空の宇宙人、ワイアール星人を作り出したのでは?

 

ミエティさん、それこそ陰謀論じゃないですか…政治的な話はヤバいですな。

 

いえいえ、ウルトラおやじさん。ウルトラセブン放映された1967年は、世界は米ソ冷戦下で、戦後20年経ったとはいえ…いまだ沖縄は返還されておらず、ベトナム戦争まっただなか、戦争の匂いが残る時代でした。なので、セブンを語る上では、60年代の政治や世界情勢を知っておくことも大事なのですよ。とくに日本は西側諸国の極東の守りとして、アメリカによる基地化が進んでいました。

https://twitter.com/arapanman/status/772008364113072132?s=20&t=FINomUxYny4LHSHs5lREig

確かに、日本の地球防衛軍基地をアジア基地ではなく、極東基地とする呼び名は、世界の東西対立が反映されちゃってますね?

 

そしてセブンの敵は、宇宙からの侵略者と統一設定されているのは、地球が朝鮮半島やベトナムのように、いつ異星人同士の侵略戦争に巻き込まれるか?という現実世界での戦争が物語のなかに隠されたメッセージとしてあるのですよ。これは、ウルトラセブンを観る上では、ぜひ知っておいてもらいたい話です。

 

ということで、今回は以上になります。次回第3話のバージョンアップ情報では…アンヌ隊員の設定の移り変わりを髪型だけでなく…謎の「東くるり」という18歳少女からどのように変わったのか…また、エレキングの幼体シーンがエロすぎ問題をより詳しく語ってまいりたいと思ってますのでお楽しみに!