





しかも、ワイアール星人について、考察を深めるとワイアール星人は、じつは、寄生して増える、この緑の植物ではないのではないのでは?…ほんとうはこの人じゃないかという説が浮かび上がってきたのです。

はい、真のワイアール星人は、物語の黒幕として、ドラマに一瞬だけ映っている…というさらに怖い話があるのです。後半部分にてご期待ください!
その10 コイツはワイアール星人ではない!?説
夜になり、イシグロ隊員の体に変化が起きます。肌の色が緑になると、段々とからツタのようなものが伸びます。すると、ツタの集合したような植物状の化け物に変身します。今回の敵であるワイアール星人の登場です。

そこが疑問なんですよね。ウルトラセブンの戦う相手となる敵は、基本的に宇宙人ではあるのですが…二足歩行もでき人の形に近いですが…ウルトラセブンによく登場する言葉を発したり、宇宙船や機械を操作したりする、知性を感じる宇宙人たちと違いますよね…
https://twitter.com/ichikawakon/status/1257244281825189892?s=20&t=FINomUxYny4LHSHs5lREig

ワイアール星人は、もともと「生物X」という名前で脚本に書かれていたのは有名な裏話です。ところが、どこかのタイミングで「ワイアール」と改名されたのでした。
「エルム ウルトラ怪獣大百科 3」
複雑なワイアール星人を描き切ったイラスト、さすがはプロフェッショナルだと感心する。
エレキングと戦うセブンの左手の表情!空手のことは詳しくないがセブンは絶対空手有段者じゃないか思ってる…
宇宙へ飛び出すホーク1号って新鮮なイメージ…カッコいいなあ! pic.twitter.com/g2PDnu2MTh— 大怪獣・怪人画報!! (@retrokaijyu) September 13, 2019




※詳しくはYouTubeにて語っています!
結論から、個人的にはワイアール星人は、この緑色をしたコイツではちがうのではないでしょうか…?
という事で、これから真のワイアール星人はコイツではないかという3つの仮説を語ってまいりたいと思います。
その11 本物の宇宙人?映っちゃった…噂の●●映像
まず、1人目の容疑者なんですが…みなさん、絶対一度は気になっていると思うのですが…この方です。
ウルトラセブン第2話に登場したこの怪しげな郵便配達員、小包を渡してサッサと帰っちゃうけど…結局なんだったんだろうか…?
やっぱりこの配達員もワイアール星人だったのかな? pic.twitter.com/3XPGHvtc5i— 倉希あさし (@AsashiKuraki) March 15, 2022
ああ、無愛想な郵便屋さん。しかし、証拠はあるのですか?
いやだって、よく考えてくださいよ…送り主不明の小包でしかも中には謎の発信機が入った、ヤバい物を郵便局に行って、宇宙人が「ゆうパックで!」とか受付している様子が浮かびますか?
確かに…直に渡しに行きますな。表情も無表情だし、気配もほとんどない事から人間ではないですな。
あと、もう1人の容疑者は、現在の4K放送では観れないのですが…人の姿をした不思議なものが写っているのです…
いまでは観れないというのはどういうことですか?
ウルトラセブンはDVDやBlu-rayの発売…BSにて4K放送によって…映像がよりクリアとなってきた反面…な、なんと…どういう事情からか、消されてしまった不思議な映像があるのです。




その12 ワイアール星人のモデルは※軍の生物平気説
人間に寄生して増えて、全人類が怪物化する危機に陥るとか…いまでいうところのゾンビやパンデミック映画の先駆けですな…
ワイアール星人の元々の名前である「生物X」といえば、このチャンネル視聴者の方には、1982年放映の映画「遊星からの物体X」を思い浮かべるかたが多いのではないですかな?
#遊星からの物体X
そうだ、あの犬から…
――全てが始まったのだ!E.T.と同時期に公開された真逆の恐怖!
世間と遮蔽された南極で”ヤツ”との死闘をカーペンター監督が放つ!
憑依された者は、自らの記憶も遮断し自覚して居ないところが恐ろしい。最期のシーンで…2人の呼吸と吐息に注目すべし。 pic.twitter.com/yx60WAJZPN
— イチロウ♂2代目 (@tikusyou2001) October 17, 2022
補足すると、1982年の映画「遊星からの物体X」は、1951年放映の映画「遊星よりの物体X」のリメイクなので、セブン放映時には作品として存在していたので、もしかするとオマージュかもしれませんね。
体調を崩し連休を頂いていたけど昨日から復帰!リハビリも兼ね大好きな「遊星よりの物体X」を鑑賞!北極に墜落したUFOから吸血宇宙人が、基地の人々を恐怖のどん底に。。。って、説明不要の名作?ってか、異星人とコミュニケーションを取りたい博士の、科学に対する熱い情熱も見所のひとつですw pic.twitter.com/9Moo47wUff
— 怒りくま (@kichigaihakase) April 13, 2021
ウルトラセブンで「遊星から…」といえばあれですな。言っちゃってよかったですかな?
ああ、このチャンネルでは、例の「遊星から愛をこめて」についても解説しています。
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【ウルトラセブン|第12 話|遊星より愛をこめて】復活に希望!? シンウルトラマンは救いとなるか?
我々のように再放送やVTRを観た世代には、第12話存在を知るのはネット情報のみです。その弊害として、偏った情報や欠番に至る経緯をいたずらに取り上げたものに溢れています。復活のために誤解を払拭して、第12話の魅力についてあらためて語ります。
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ちなみに初代マンの作品にも、「遊星から来た兄弟」というタイトルがあります。シン・ウルトラマンで、再注目されましたね。
それにしても、「緑の恐怖」のワイアール星人の寄生能力は、パンデミックとか、いまのご時世をまるで暗示した話ですな。
相手の惑星に生物兵器を送り込んで攻撃をするという物語は、いま聞くとリアルな話に聞こえますね。某ウイルスの流出事件の陰謀論と重なってきますね。もしかすると、ワイアール星人は某国の軍が作り出した生物平気かもしれませんね。隠蔽するために架空の宇宙人、ワイアール星人を作り出したのでは?

いえいえ、ウルトラおやじさん。ウルトラセブン放映された1967年は、世界は米ソ冷戦下で、戦後20年経ったとはいえ…いまだ沖縄は返還されておらず、ベトナム戦争まっただなか、戦争の匂いが残る時代でした。なので、セブンを語る上では、60年代の政治や世界情勢を知っておくことも大事なのですよ。とくに日本は西側諸国の極東の守りとして、アメリカによる基地化が進んでいました。
https://twitter.com/arapanman/status/772008364113072132?s=20&t=FINomUxYny4LHSHs5lREig
確かに、日本の地球防衛軍基地をアジア基地ではなく、極東基地とする呼び名は、世界の東西対立が反映されちゃってますね?
そしてセブンの敵は、宇宙からの侵略者と統一設定されているのは、地球が朝鮮半島やベトナムのように、いつ異星人同士の侵略戦争に巻き込まれるか?という現実世界での戦争が物語のなかに隠されたメッセージとしてあるのですよ。これは、ウルトラセブンを観る上では、ぜひ知っておいてもらいたい話です。
ということで、今回は以上になります。次回第3話のバージョンアップ情報では…アンヌ隊員の設定の移り変わりを髪型だけでなく…謎の「東くるり」という18歳少女からどのように変わったのか…また、エレキングの幼体シーンがエロすぎ問題をより詳しく語ってまいりたいと思ってますのでお楽しみに!